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2005年12月20日

●スタコイ東京/菊池正夫

どのようなコレクションでもこれは必ず入るでしょ、という定番見たいなものがあります。切手で言えば「月に雁」とか「見返り美人」とか。そういう意味では珍盤・奇盤コレクションに「スタコイ東京」は外せません。歌は東北訛(と思われる)で田舎から東京へ出ていく息子にかぁちゃんが、東京は怖い処だと言って聞かせるというだけです。菊池正夫自身はこの曲をかなり気に入っていたのでは無いでしょうか?後年、伴奏をエレキに変えたバージョンで自己カバーしています。しかし、問題はこの曲のタイトルです。スタコイ東京ですが、スタコイの意味が分かりません。歌詞の最初に”東京っていうとかぁすったこえ、とこだで”とあります。これはご丁寧にスタコイを少し訛らせて歌ってます。ここから見るとスタコイは東京を否定的に表現しているように思われます。しかしながら、この歌の後、スタコイポップスと呼ばれる民謡ともポップスともラップともつかない歌が色々と出てきています。一説には「スタァの恋」を略してスタコイと言う人も居ますが、定かではありません。誰か暇な学生君、卒論でやってみませんか?ところで、菊池正夫は後に城卓矢と名前を変えて「骨まで愛して」というこれまでの歌謡曲に無かった型破りな歌で大ヒットを飛ばしています。


トホホ度★★★★
お笑い度★★★
意味不明度★★★★☆

  はぁ~、オラが東京さ来る時に、
  くにのおっかあの言うことにゃあ~
  東京っていうとかぁすったこえ、とこだで
  あっちゃさ行ったら気をつけろ

  ハァ、電車こさ乗るにもぼやぼやこいでも
  ドアこの間こさはさまるな
  骨こはポキリで体はぺちゃんこ
  それだばお前はパァだべさ
  せがれや~せがれや~分かったな

  ハァ、綺麗なおなごだ沢山いるはね
  まなこさひっくりかえしてたまげるな
  あんまりキョロキョロやってれば
  あねさまちょっとちょっとこっちゃこなんて
  持ってるゼゼコはパァだべさ
  せがれや~せがれや~分かったな

  ハァ、スリも多いし泥棒も多い
  おめみたい田舎者はエサこにゃちょどえぇ
  えぇとこ来たがとぱっくり食えば
  財布もパー着物もパー
  それだばおめえはアッパッパー
  せがれや~せがれや~分かったな

  あぁ、スタコイ、スタコイ、スタコイ


コメント

確かにいい曲です。最近ちあきなおみさんがこの曲を歌っているCDを買いましたが、気に入っています。東京以外知らないジジーですが、妙に懐かしい感じがするのが不思議。

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