●Love Letters / Nat King Cole
Love Letters The sky may be starless/空には星が無く、 Love letters straight from your heart/貴方の真心からのラブレター I memorize every line/私は全部の行を憶える
ナット・キング・コールは元々ピアニストでした。彼がピアノを弾いたピアノトリオ(ピアノ、ギター、ベース)の演奏は今聞いても素晴らしくスゥイングしています。しかし、彼はオスカー・ピーターソンの素晴らしいテクニックを見て、これはかなわないとばかり、ピアノを諦めました。一方元々歌手志望だったオスカー・ピーターソンはナット・キング・コールの歌を聞いて、こりゃ参ったと歌を諦めた、という逸話が残っています。(真偽の程は定かではありませんが)しかし、ナット・キング・コールの死後、オスカー・ピーターソンは"Respect to Nat"というアルバムで渋い喉を聞かせており、この話はあながち嘘とも言い切れない面白さがあります。彼はキャピトルに数多くのヒット曲を残しており、どれも未だに歌い継がれています。"Love Letters"は数々のヒット曲の狭間の小品ですが、忘れる事の出来ない素晴らしい歌唱です。
The night may be moonless/夜るになっても月は出ないかもしれない
But deep in my heart there's a glow/でも、私の心の奥底に輝きがある
For deep in my heart/心の奥底で
I know that you love me/貴方が私を愛しているって分かっている
You love me because you told me so/貴方は私を愛している、だってあなたはそう言ったんだもの
Keep us so near while apart/離れている間もまるでそばにいるよう
I'm not alone in the night when I can have all the love you write/私が貴方が書いてくれた全ての愛を受け止める時、夜も寂しくない
I kiss the name that you sign/貴方のサインにキスする
And, darling, then I read again right from the start/そして、それから最初からもう一度読むの
Love letters straight from your heart/あなたの真心からのラブレターを
コメント
ナット・キング・コールは大好きな歌手の一人です。「アンフォゲッタブル」「クリスマスソング」・・・いいですね。ピアニストだったとは知りませんでした。
電話、PCや携帯メールの普及で、ラブレター(恋文)文化は衰退していくんでしょうか。残念です。
恋をして、その相手からきた年賀状に添えられた一文でさえ気になるのに、「真心からのラブレター」なんてもらった日には・・・ですよ。
恋心を三十一文字に託してやりとりしていた昔の日本人は素晴らしいと思います。
岩谷時子やなかにし礼には及ばなくても、みんなでいい訳を考えてみるっていうのもおもしろいかもしれませんね。
Posted by: chiha | 2006年10月16日 01:09
神が与え賜うた才能を開花させ、開花させた者がお互いの才能を認め、そして無き者に感動を享受させる者を天才というのか?判りませんが・・・
いいですね!ナット・キング・コール
"chiha"さん同様、娘が共作した"Unforgettable"先日久しぶりに聴きました。
最近は、”言ってくれなきゃ、分かんい・・・”傾向の女性が多くなったわりに、通常会話は”携帯メール”
”ヒロシ”的には”よく判らんとです。”
Posted by: fujiyama | 2006年10月16日 08:13
最近の会社ではメールじゃなくチャットです。確かに早いですが、無駄話も多くなっているような気がします。
訳詩の良い案があったら、コメントに入れてください。本編の「追記」でフォローします。
Posted by: bonywalk | 2006年10月16日 13:48
いいですねえ。ナット・キング・コール。
その声もですが、このゆったりした感じのリズムがまた心地よいです。
"Unforgettable 聴きました。
耳に残る曲というのは、最初の少しの小節を聴くと胸に広がってきますが、そういう感じです。
昔は何度も読み返し、何度も書き換え、恋の手紙を書いたものです。
こういう時間があってこそ、相手を思いやることができるんだと思います。
Posted by: non | 2006年10月20日 21:31
確かにこれくらいのテンポが丁度良い感じです。手紙を書くことが少なくなったので、今後はこういう内容の歌はでないかも知れません。ちょっとオーバーかもしれませんが、まさしく20世紀の遺産です。
Posted by: bonywalk | 2006年10月22日 09:57