●まんがNo.1/赤塚不二夫責任編集


まんがNo.1創刊号(左)と第2号(右)の表紙
日本で赤塚不二夫と言えば知らない人以外は全員知っているギャグ漫画家ですが、70年代初めに「赤塚不二夫責任編集」と称して「まんがNo.1」という月刊誌を創刊しました。この雑誌は半年で休刊となり、その後別冊等がでましたが、今市パットしませんでした。勿論創刊号(1972年11月号)から全て購入しましたが、正直言って余り面白く無いと言う感じでした。しかし、執筆陣はかなり豪華で、横尾忠則、及川正通、奥成達、平岡正明、高信太郎、谷岡ヤスジ、森田拳次、山上たつひと、、、等々多士多勢であり、実質は長谷邦夫が仕切っていました。この頃には既にタモリは博多にて発見されており、赤塚不二夫らがタモリ上京の為の新幹線切符代カンパを募っていた状況でしたが、残念ながらタモリは「まんがNo.1」には出ずじまいでした。もう少し時期がずれていればタモリの初期棲息状況を知る貴重な資料となったであろうと思われ残念であります。
この「まんがNo.1」が全部ではありませんが「ベストオブまんがNo.1」として復刻されました赤塚不二夫研究者にとっては大変な朗報です。この雑誌には付録として毎回ソノシートでオリジナルソングが付いていました。その為、当時としては250円という高めの値段設定となってしまい、これも売り上げ低迷の一因となったのかもしれません。ソノシートを付けるというアイデアは赤塚不二夫が米国のパロディ雑誌である「MAD」に毎回ソノシートが付いていたのを真似たという事のようです。このソノシートのオリジナル曲(全6曲)をリンクしときます。採録に当たっては当時のマスターテープが紛失しており、ソノシートからのコピーとなってしまったため音質が悪くノイズも所々入りますが、それがかえって当時の雰囲気を再現しているようです。将に70年代という時代が透けて見えるような貴重な録音ばかりです。
1.おまわりさん!!
2.Discover→War = 自衛隊賛歌=
3.スケバン・ロック
4.ペニスゴリラ・アフリカに現わる!
5.桜三月散歩道
6.ホイ!
コメント
いやぁ~すごい!
ここんとこ、ご無沙汰しとったんで「バックアップ中」に「覗いてみるか?」とクリックしたら?
漫画の中身は窺い知れませんが、オマケ?のソノシートはすごい!ですねぇ~
そうそうたるメンバーに、また中身がすごい!今時こんなソノシートいやCD出す雑誌社・レコード会社?は無いでしょう。
1.おまわりさん の中で三上寛が「・・さゆり後援会を創った・・」というのは当然「吉永小百合の後援会でしょうね!
久々に感動しました!
Posted by: fuji | 2007年04月17日 12:01
さゆり後援会は吉永小百合では無く、最近のベストセラーである「正しい保健体育」の著者の”みうらじゅん”が事ある毎に言いふらしている”一条さゆり”の事だと思います。話はそれますが、「正しい保健体育」を間違えてかなりの小中学校が学校図書として購入したそうです。中身も精査せず予算消化一義の役所仕事の片鱗が小中学校においても見受けられます。
「5.桜三月散歩道」は長谷邦夫によれば当時東京へ来たものの全く仕事が無い井上陽水が長谷邦夫のところにマンガNo.1のを見て売り込みに来たそうです。作詞は”長谷邦夫”とクレジットされていますが、どこまで信用して良いかはなんとも言えません。その他、この雑誌には当時の雰囲気を伝える面白い話が色々ありますので、時々(気が向いたら)追記して行きたいと思います。
そういえば中山千夏と佐藤允彦の結婚もこの辺の付き合いから出た瓢箪の駒でしょう。
Posted by: bonywalk | 2007年04月17日 13:16
「一条さゆり」ですか!勉強になりました。
ところで「正しい保健体育」をネットで探してみました。表紙からすれば小中学校の図書担当者が間違って?購入しても可笑しくない装丁ですね。今日本屋探してみます。
Posted by: fuji | 2007年04月18日 08:08