2007年07月27日

●Dock Of The Bay / Otis Redding

オーティス・レッディングも若くして(26才)でバックのバーケイズの4人と共に飛行機事故で無くなりました。ジョージア生まれのオーティス・レディングの歌はディープ・ソウルと呼ばれ、アトランティックにヒット曲が残っています。LPでは「ライブ・イン・ヨーロッパ」が忘れられません。ドック・オブ・ザ・ベイは彼の死後に大ヒットしこの曲で彼の名前は世界中のソウルファンが知るところとなりました。オールナイトニッポンでカメちゃんが、これは素晴らしいと言ってるのにテッちゃんが、こんな寝ぼけた曲どこが良いんだ?と言ってた事が懐かしく思い出されます。

(Sitting on the) Dock Of The Bay

Sitting in the morning sun/朝日を浴びて座っている
I'll be sitting when the evening comes/夕方になっても座っているだろう
Watching the ships roll in/船が港に入って来るのを見ながら
And I watch 'em roll away again/そして船がまた港を出るのを見ながら

Sitting on the dock of the bay/港のドックに座って
Watching the tide roll away/潮の満ち干を見ながら
I'm just sitting on the dock of the bay/ただ港のドックに座って
Wasting time/時間をつぶす

I left my home in Georgia/故郷のジョージアを離れて
Headed for the 'Frisco bay/サンフランシスコ湾に向かった
'Cause I had nothin to live for/何も生きがいもなかったから
And look like nothing's gonna come my way/そして何も良いことが起きそうもない

So I'm just.../だからただ
Sitting on the dock of the bay/港のドックに座って
Watching the tide roll away/潮の満ち干を見ながら
I'm just sitting on the dock of the bay/ただ港のドックに座って
Wasting time/時間をつぶす

Look like nothing's gonna change/何も変わりそうもない
Everything still remains the same/何もかも同じままだ
I can't do what ten people tell me to do/10人がやれって言うことも俺にはできない
So I guess I'll remain the same/だからいつも同じままなんだろう

Sittin here resting my bones/ここに座って骨を休め
And this loneliness won't leave me alone/この孤独とずっと付き合って行くんだろう
It's two thousand miles I roamed/2000マイル彷徨って
Just to make this dock my home/このドックを家にするだけだ

Now, I'm just.../だからただ
Sit at the dock of the bay/港のドックに座る
Watching the tide roll away/潮の満ち干を見ながら
I'm just sitting on the dock of the bay/ただ港のドックに座って
Wasting time/時間を無駄につぶす

彼はジョージアで何をしていたんでしょうか?多分きつい労働に耐えかねての放浪の末、サンフランシスコに辿り着いたんでしょう。港に座って一日中船の出入り、潮の満ち干を見つめている。生きがいは無いし、何か良いことも起こりそうに無い。色んな人にああしろ、こうしろと言われても何も出来る自信が無い。虚無というか諦観というか、或いは単なるホームレス?覚えやすいベースのリフレインとあまり上手いとは言えない口笛がムードを決定的なものにしてしまいます。そして、いつの間にか忘れられなくなってしまう、ちょっと不思議な歌声です。

2007年07月15日

●お座敷ズンドコ/朝丘雪路

日本画家伊東深水の娘で宝塚を経由してのTVデビューです。デビューした頃はお金の使い方が分からなかったという真偽不明の伝説を聞いた事があります。しかし何といっても元祖「ボイン」で大橋巨泉と司会を務めた11PMが全国区となるきっかけでした。ズンドコ節は作者不詳で権利関係の問題が無いため色々な人がカバーしてますが、朝丘雪路バージョンは彼女が真面目に取り組んでしっかり歌っている分だけトトホ度が高得点になりました。

トホホ度★★★★
お笑い度★★☆
意味不明度★★☆

  青い背広が 良く似合う
  あの人乗せて 汽車は出る
  死ぬほど好きな 二人でも
  さだめにゃ勝てない 泣き別れ
  トコ ズンドコ ズンドコ

  たった一夜の 恋もある
  一生続く 恋もある
  二人の恋は まる三月
  おもえば短い 夢だった
  トコ ズンドコ ズンドコ

  好きと云われた あの夜が
  切なく胸に よみがえる
  涙に滲む 街の灯が
  未練ごころを かきたてる
  トコ ズンドコ ズンドコ

  汽笛のこして 遠ざかる
  あの人乗せた 汽車の窓
  いい人だった 好きだった
  私は死ぬまで 忘れない
  トコ ズンドコ ズンドコ

2007年07月11日

●Me And Bobby McGee / Janis Joplin

アルバム「パール」の中の一曲で作者のクリス・クリストファーソンも録音しています。これは彼女の死後に発売されたアルバムで、ジャニスとジミヘンの早すぎる死(二人共享年27)は大変な衝撃でした。テキサスの田舎町で生まれた彼女はドロップ・アウトし、サンフランシスコへ出てビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニーのボーカルとしてデビュー。その直後にモンタレーのポップフェスティバルへ出演しています。最近その映像を見るチャンスがありましたが何と膝下のスカートを履いて、まさしく田舎出という風情でした。とてもヒッピーには見えません。しかし彼女の歌は既にジャニス節でした。後年ベット・ミドラーの主演で彼女の伝記映画「ローズ」が公開され、ベット・ミドラーは素晴らしい歌と麻薬に溺れる見事な演技を見せてくれましたが、もうひとつ喰い足りない感じがしました。

Me And Bobby McGee

Busted flat in Baton Rouge, waitin' for a train/打ちのめされて、バトンルージュで列車を待っていた。
And I's feelin' near as faded as my jeans/私は色あせたジーンズのような気がした。
Bobby thumbed a diesel down just before it rained/ボビーは親指を立てて雨が降り始める前にトラックを止めた。
It rode us all the way into New Orleans/乗って行く先はニュー・オリーンズ。

I pulled my harpoon out of my dirty red bandana/私は汚い赤いバンダナからハーモニカを引っ張り出した。
I was playin' soft while Bobby sang the blues, yeah/私がそれを低く吹いてボビーはブルースを歌った。
Windshield wipers slappin' time, I w's holdin' Bobby's hand in mine/ワイパーが拍子を取ってる。私は片手でボビーの手を握ってた。
We sang every song that driver knew/私達はドライバーの知っているいろんな歌を歌った。

Freedom's just another word for nothin' left to lose/自由って失うものは何も無いってこと。
Nothin',I mean, nothin', hon', if it ain't free, no no/何もかも無くなってしまう、もし自由でなければ。
And feelin' good was easy, Lord, when he sang the blues/彼がブルースを歌えばすぐに気分が良くなる。
You know, feelin' good was good enough for me/ねえ、私は気分が良ければそれで十分。
Good enough for me and my Bobby McGee/それで十分だった、私と私のボビー・マギーには。

From the Kentucky coal mine to the California Sun/ケンタッキーの炭坑から カリフォルニアの太陽のまで
There Bobby shared the secrets of my soul/ボビーと私の心の秘密をわかち合った。 
Through all kinds of weather, through everything we done/いろんな天気もあったし、いろんなこともした。
Yeah, Bobby baby kept me from the cold/そう、ボビーは私を寒さから守ってくれた。
One day up near Salinas, Lord, I let him slip away/いつか サリナスに近づいたらボビーと別れなきゃならない。
He's lookin' for that home and I hope he finds it/ボビーが探し求めているあの家が見つかればいいと思う。
But I'd trade all o' my tomorrows for one single yesterday/でも取り換えたい、私の明日全部とたった一つの昨日を
To be holdin' Bobby's body next to mine/そしてボビーの体を私の傍らに寄せていられたら。

Freedom's just another word for nothin' left to lose/自由って失うものは何も無いってこと。
Nothin', that's all that Bobby left me, yeah/何もない、ボビーが残してくれたものはそれだけ。

But if feelin' good was easy, Lord, when he sang the blues/彼がブルースを歌えばすぐに気分が良くなる。
Hey, feelin' good was good enough for me, mm-hmm/ねえ、気分が良ければそれで十分。
Good enough for me and my Bobby McGee/それで十分だった、私と私のボビー・マギーには。

La-da-da La-da-da-da La-da-da da-da da-da La-da-da da-la-da la-da, Bobby McGee, yeah/ボビー・マギー
La-da-la-da-la-da La-da-la-da-da La-da-la-da-la-la, Bobby McGee, yeah/ボビー・マギー

La-da-da La-da-da La da-da La da-da La-da-da La da-da La da-da Hey, my Bobby, Lord, my Bobby McGee, yeah/ねえ,私のボビー 私のボビー・マギー

Lord, I call him my lover, call him my man/ああ,あの人は私の恋人。私の人。
I said I call him my lover, did the best I can, c'mon/あの人は私の恋人。できるだけのことはしたけど。
Hey now Bobby now, hey now Bobby McGee, yeah/ねえボビー,ねえボビー・マギー
La-da la-da la-da la-da la-da la-da la-da la-la
Hey, hey, hey, Bobby McGee, Lord!

La-da la-da la-da la-da la-da la-da la-da la
Hey, hey, hey, Bobby McGee, yeah

Bobbyはケンタッキー州の炭鉱で働いていたんでしょう。私と一緒にバトン・ルージュ迄来て汽車を待っているときBobbyがトラックを止めてヒッチハイクです。トラックの中ではBobbyが私のハーモニカでブルースを歌う、二人の幸せな時間でした。バトン・ルージュから南へ約90マイルのニュー・オーリンズから列車でLAへ。LAから北上してサリナスを目指します。自由って失うものは何も無いってこと、何も束縛するものは無い。でもBobbyと分かれるサリナスが近づくにつれ、やっぱり、別れが辛い、ついBobbyの名前を叫んでしまう。そして私はBobbyと分かれたサリナスから北へ100マイルのサンフランシスコに向けて旅立つ。

歌詞にサンフランシスコは出てきませんが、サリナスでBobbyと別れたら、後は当時ヒッピーのメッカであったサンフランシスコに行くしかないだろうと思います。この辺りはジャニスがドロップアウトしてサンフランシスコへやって来た頃を思い浮かべて歌っているのでしょうか。最後のラダダ、、以降、Bobbyとの別れの辛さがジャニス流の節回しで伝わってきます。

2007年07月08日

●トンバで行こう/城卓矢

川内康範のおいにあたる菊池正夫はスタコイ東京という中ヒットがありましたが、後は鳴かず飛ばずでした。しかし城卓矢と改名後骨まで愛しての大ヒットを飛ばしました。当時は「骨まで愛して」というタイトルだけで大顰蹙を買ったようです。「トンバで行こう」はその後の曲で、今となってはトンバがどんなステップかは分かりませんが、振付けは西野バレエ団の西野皓三氏だそうです。ヨーデルというと最近では「ヨーデル食べ放題」くらいで余り聞きませんが、昔はウィリー沖山なんかがTVでしばしば歌ってました。この歌はメキシコ風なヨーデル風な歌声喫茶的な意味不明曲で「骨まで愛して」より伸び伸びと歌っている感じがして好感がもてます。

トホホ度★★★★
お笑い度★★★
意味不明度★★★★☆

  トンバで行こう

  アーイホーヤ
  素敵な トンバドワ トンバドワ
  みんなで歌おうよ
  アーイホーヤ
  若さの トンバドワ トンバドワ
  トンバで踊ろうよ

  アーイヨレイティーヨールレイティー
  ルールルルルルルル
  アーイヨレイティーヨールレイティー
  トンバで踊ろうよ

  アーイホーヤ
  陽気な トンバドワ トンバドワ
  仲良く 歌おうよ
  アーイホーヤ
  輪になれ トンバドワ トンバドワ
  トンバで踊ろうよ

  アーイヨレイティーヨールレイティー
  ルールルルルルルル
  アーイヨレイティーヨールレイティー
  トンバで踊ろうよ