2008年03月31日

●トップ・ライトののんき節/コロンビア・トップ、ライト

言うまでも無く「のんき節」の替え歌ですが、だっこちゃんが出てきたり「人道」の寄席的駄洒落もありで、歌詞が良いですね。昔こういうおじさんいました。しかし、中身を見てみると今でも通用します、これ。トップさんは当時漫才界のドンで、後に参議院議員になりましたが、議員になる前から国鉄は顔パスで乗っていたそうです。

トホホ度★★★★
お笑い度★★★☆
意味不明度★★☆


マッハだ ビートだ カミナリ族だと
いやはやどこの国だか 分からない
「あっ落っこっちゃった」
「かみなりなら落っこちるのも当り前サ」
車道を走らないで 人道走ってる
あれこそ人道の 敵でしょう
ハハ のんきだネ

チューリップスタイルで スラックスはいて
お姐ちゃんが だっこちゃん抱いてゆく
「どうだろネ あの態度・・・・」
「ああ 日本人でしょうかネ」
名前はハイカラでもシャボテン頭
モモヒキはいてりゃ 世話はない
ハハ のんきだネ

父ちゃん稼いでも まだ家ゃ建たない
ほんとに母ちゃん勘弁ね
「ところでゆうゆうと昼寝している方あなたどなた」
「わしゃ役人じゃ」
続々建つのは ビルディングばかりで
ぼくらのたつのはハラばかり
ハハ のんきだね

月給は上がるし 休みはふえるし
まったく笑いが 止まらない
「よろこのんでますネ・・・・あの人」
「ああ この国は公務員天国じゃからネ」
税金ばかりを ジャカスカとられ
僕等のあがるのは アゴばかり
ハハ のんきだネ

米俵かついで おじさんどこへゆくの
嵐にこわされた 土手直し
「百年の計と言うのが ありましたネ」
「日本の事じゃないでしょう たぶん」
水上競技じゃ 日本は強いのに
台風に弱くて 水びたし
ハハ のんきだネ

髪の毛 赤く染め 目のふちくまどり
絵をかいたシャツきて 麦わら帽子
「アレがファンキー族て言うの」
「モンキー族の親類じゃないのかネ」
田舎の父ちゃん 東京さ出てきて
この頃のお化けには 足がある
ハハ のんきだネ

2008年03月26日

●雑俳・都々逸・小咄・冗句

落語の中に川柳、狂歌、都々逸、小咄、ジョークやギャグが屡々出てくる。こりゃ気の利いた文句だと思っても、半睡半醒で聞いてる事が多く、すぐ忘れてしまう。やはり同じ様な事を考えている人もあるようで、例えば三遊亭圓生の噺に出てくる川柳や狂歌を一覧表に纏めたホームぺージなんてのもありました。そこで、これを真似してやろうとテキストファイルに書き付けて、そのうち整理しようなどと思っていたが結局そのまま。整理するなどという大それた事を考えたのが敗因であると気付いたので、このブログに新しいカテゴリーを作って、気の向いた時に書き込む事にする。このブログならカテゴリーでリストアップも出来るし森田健作(文字だ検索)も簡単に出来る。

川柳・狂歌についてはとやかく言う事は無いが、都々逸は難しい。ラジオ深夜便とかCDとかで柳家三亀松の都々逸を聞いて真似てみようと思ったが、この節回しは難しすぎる。よって文句を読むだけに留めるのが賢明であると悟った。

小咄は主として落語のまくらの中で噺に入る導入部として、或いはさげを理解させるための前振りとして使われる事が多い。しかしそれだけ抜き出して独立して聞いても充分面白いものが沢山あります。

話は変わるが、私は昭和48か49年頃から週刊新潮を毎週買ってました。よって「世の中は金と女と事件だ」という週刊新潮の編集方針が我が人格形成に少なからず影響を及ぼしたことは否定できないところである。昔はこの新潮の最後の頁にちょっと色っぽいジョークが毎週載っていた。ものの有難味は失ってみて初めて分かるなどと言う人がある通り、当時は読まない週もあった位で特に気にも留めていなかった。しかし無くなった今となっては、毎週あの頁だけ破いて集め、良いのだけ覚えておけば今頃は立派なアマチュア漫談家になれたかもと思われ、非常に残念です。

ギャグはジョークに似て非なるもので、デジタル大辞泉によれば「演劇や映画で本筋と直接関係なく客を笑わせるために入れる台詞や身振り」とあります。小咄やジョークは落ちがありますが、ギャグは本筋とは関係ない台詞や身振りですから、落ちは有りません。小咄やジョークより格下に思えますが、志ん生のギャグには棄てがたいものがあり、既に纏めた文献がありますので、それも折に触れて参照してみましょう。
では、前口上はこの位にして軽いジョークを一つ。

香港の中華料理屋で鴨を注文したら、メーヨ(無い)。
じゃあフカヒレにしてくれというとこれもメーヨ。
可もなく不可も無し。
(立川談志)

2008年03月23日

●April In Paris / Sarah Vaughan

そろそろ4月という事でサラ・ボーンの"April In Paris"にしてみました。2007年2月にヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン共演の"You'd Be So Nice To Come Home To"をこのブログで紹介しましたが、この曲もクリフォード・ブラウンとの共演です。 クリフォードは既に名人級で非常に落ち着いた、破綻の無い、良いミュートを聞かせてくれます。ある評論家はこの頃のサラがベストだと言っており、否定はしませんが、もっと後年のアルバムにも素晴らしいものが沢山あります。尚、バックのフルートはハービー・マンです。

April In Paris

April in Paris, chestnuts in blossom/パリの四月、栗の木は花咲き
Holiday tables under the trees/木々の下には休日のテーブル
April in Paris, this is a feeling/パリの四月、この気分
No one can ever reprise/誰も繰り返す事の出来ない

I never knew the charm of spring/私は春の魅力を知らなかった
Never met it face to face/それにきちんと向き合う事も無かった
I never knew my heart could sing/私の心が歌えるなんて気がつかなかった
Never missed a warm embrace, till April in paris/パリの四月を知るまでは暖かい抱擁が恋しいとも思わなかった、
Whom can I run to?/私は誰の元に行けば良いの?
What have you done to my heart?/あなたは私の心に何をしたの?

仕事一筋のキャリア・ウーマンが4月にパリを訪れ、ふと恋する乙女に変身してしまったという処でしょうか?それほど4月のパリは、パリの春は、人の気持ちを高揚させる、素晴らしい雰囲気があるようです。"No one can ever reprise"の"reprise"は繰り返すという意味ですが、今のこの気持ちは今だけ(今初めて)で2度と繰り返して味わう事のできない、というくらいの意味でしょう。

2008年03月16日

●ガンバレたこ焼きタイガース/西川のりお

3月も半ばに差し掛かり、いよいよ開幕が近づいてきたという事で野球ネタです。タイガースの選手実名を出してネタにしてるところがやっぱり大阪という感じです。昭和56、7年頃でしょうか?しかし、なぜかこういう歌になると必ずバックに子供のコーラスが入るんですが、どうも腑に落ちません。無いほうが良かったかも。尚、歌詞は長いので省略です。

トホホ度★★★☆
お笑い度★★★☆
意味不明度★★☆





2008年03月07日

●No One / Alicia Keys

80年にマンハッタンで生まれたアリシア・キーズは2001年のデビュー曲"Songs In A Mirror"が1位となりグラミー賞を受賞しました。また2005年度、"No One"で2007年度のグラミー賞(Best Female R&B Vocal Performance) を受賞しています。グラミー賞でのパフォーマンスは今市でしたが、美人度は間違いなく★★★★★です。

No One

oh... oh oh oh oh oh, oh oh oh oh oh...
oh oh oh oh, oh oh oh oh oh....

I just want you close/もっとそばに来て
Where you can stay forever/いつまでも居られるここに
You can be sure that it will only get better/あなたはここで幸せになれると分かってる
You and me together through the days and nights/あなたと私は朝から晩までずっと一緒
I don't worry 'cause/不安なんてないわ、だって
Everything's gonna be alright/きっとすべてが上手く行くから
People keep talking they can say what they like/みんなお喋り好きだけど、好きなように話せばいい
But all I know is everything's gonna be alright/でも私はすべてが上手く行くって分かるの

No one, no one, no one/誰も、誰も、誰も
Can get in the way of what I'm feeling/私の想いを邪魔できない
No one, no one, no one/誰も、誰も、誰も
Can get in the way of what I feel for you, you, you/あなたへの想いを邪魔できない、あなた、あなた
Can get in the way of what I feel for you/あなたへの想いを邪魔出来ない

When the rain is pouring down/雨が激しく降る時、
And my heart is hurting/私の心が傷ついている時
You will always be around/いつだってそばにいてくれる
This I know for certain/これが私にはっきりと分かること

You and me together through the days and nights/あなたと私は朝から晩までずっと一緒
I don't worry 'cause/不安なんてないわ、だって
Everything's gonna be alright/きっとすべてが上手く行くから
People keep talking they can say what they like/みんなお喋り好きだけど、好きなように話せばいい
But all I know is everything's gonna be alright/でも私はすべてが上手く行くって分かるの

No one, no one, no one/誰も、誰も、誰も
Can get in the way of what I'm feeling/私の想いを邪魔できない
No one, no one, no one/誰も、誰も、誰も
Can get in the way of what I feel for you, you, you/あなたへの想いを邪魔できない、あなた、あなた
Can get in the way of what I feel/私の想いを邪魔出来ない

I know some people search the world/誰かが世界中を探している
To find something like what we have/私たちが手に入れたようなものを
I know people will try try to divide something so real/人々は確かにそれを見極めようとしてる
So till the end of time I'm telling you there is no one/だから最後まで、私はあなたに言うの、(あなた以外に)誰も居ないって

割合シンプルな歌詞です。あなたがいつも一緒に居てくれるから全て上手く行く筈と思い込む、あるいは思い込みたいという気持ちはなんとなく分かります。そして誰かが噂してるけど、言いたいように言わしとけ、と完全に2人の世界に入ってます。そして世界中探してもあなた以外に無い、と最後までおのろけで終わってしまいました。ちなみに"get in the way of"は「邪魔する」という意味です。最初にこの曲を聴いたとき、レコードのチリチリ音が聞こえ、妙な気分になりましたが、他の素材で聞いても同じですので、効果音として被せたんでしょう。余り良い趣味とも思えませんが、何となくレトロ感があって、悪くないような気もします。