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2008年03月23日

●April In Paris / Sarah Vaughan

そろそろ4月という事でサラ・ボーンの"April In Paris"にしてみました。2007年2月にヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン共演の"You'd Be So Nice To Come Home To"をこのブログで紹介しましたが、この曲もクリフォード・ブラウンとの共演です。 クリフォードは既に名人級で非常に落ち着いた、破綻の無い、良いミュートを聞かせてくれます。ある評論家はこの頃のサラがベストだと言っており、否定はしませんが、もっと後年のアルバムにも素晴らしいものが沢山あります。尚、バックのフルートはハービー・マンです。

April In Paris

April in Paris, chestnuts in blossom/パリの四月、栗の木は花咲き
Holiday tables under the trees/木々の下には休日のテーブル
April in Paris, this is a feeling/パリの四月、この気分
No one can ever reprise/誰も繰り返す事の出来ない

I never knew the charm of spring/私は春の魅力を知らなかった
Never met it face to face/それにきちんと向き合う事も無かった
I never knew my heart could sing/私の心が歌えるなんて気がつかなかった
Never missed a warm embrace, till April in paris/パリの四月を知るまでは暖かい抱擁が恋しいとも思わなかった、
Whom can I run to?/私は誰の元に行けば良いの?
What have you done to my heart?/あなたは私の心に何をしたの?

仕事一筋のキャリア・ウーマンが4月にパリを訪れ、ふと恋する乙女に変身してしまったという処でしょうか?それほど4月のパリは、パリの春は、人の気持ちを高揚させる、素晴らしい雰囲気があるようです。"No one can ever reprise"の"reprise"は繰り返すという意味ですが、今のこの気持ちは今だけ(今初めて)で2度と繰り返して味わう事のできない、というくらいの意味でしょう。

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