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2008年03月26日

●雑俳・都々逸・小咄・冗句

落語の中に川柳、狂歌、都々逸、小咄、ジョークやギャグが屡々出てくる。こりゃ気の利いた文句だと思っても、半睡半醒で聞いてる事が多く、すぐ忘れてしまう。やはり同じ様な事を考えている人もあるようで、例えば三遊亭圓生の噺に出てくる川柳や狂歌を一覧表に纏めたホームぺージなんてのもありました。そこで、これを真似してやろうとテキストファイルに書き付けて、そのうち整理しようなどと思っていたが結局そのまま。整理するなどという大それた事を考えたのが敗因であると気付いたので、このブログに新しいカテゴリーを作って、気の向いた時に書き込む事にする。このブログならカテゴリーでリストアップも出来るし森田健作(文字だ検索)も簡単に出来る。

川柳・狂歌についてはとやかく言う事は無いが、都々逸は難しい。ラジオ深夜便とかCDとかで柳家三亀松の都々逸を聞いて真似てみようと思ったが、この節回しは難しすぎる。よって文句を読むだけに留めるのが賢明であると悟った。

小咄は主として落語のまくらの中で噺に入る導入部として、或いはさげを理解させるための前振りとして使われる事が多い。しかしそれだけ抜き出して独立して聞いても充分面白いものが沢山あります。

話は変わるが、私は昭和48か49年頃から週刊新潮を毎週買ってました。よって「世の中は金と女と事件だ」という週刊新潮の編集方針が我が人格形成に少なからず影響を及ぼしたことは否定できないところである。昔はこの新潮の最後の頁にちょっと色っぽいジョークが毎週載っていた。ものの有難味は失ってみて初めて分かるなどと言う人がある通り、当時は読まない週もあった位で特に気にも留めていなかった。しかし無くなった今となっては、毎週あの頁だけ破いて集め、良いのだけ覚えておけば今頃は立派なアマチュア漫談家になれたかもと思われ、非常に残念です。

ギャグはジョークに似て非なるもので、デジタル大辞泉によれば「演劇や映画で本筋と直接関係なく客を笑わせるために入れる台詞や身振り」とあります。小咄やジョークは落ちがありますが、ギャグは本筋とは関係ない台詞や身振りですから、落ちは有りません。小咄やジョークより格下に思えますが、志ん生のギャグには棄てがたいものがあり、既に纏めた文献がありますので、それも折に触れて参照してみましょう。
では、前口上はこの位にして軽いジョークを一つ。

香港の中華料理屋で鴨を注文したら、メーヨ(無い)。
じゃあフカヒレにしてくれというとこれもメーヨ。
可もなく不可も無し。
(立川談志)

コメント

かつて、韓ドラから台湾にはまった私としては、この 『メーヨ』 参りました!笑うまでに、数秒かかるカンの悪さですが。立川談志、「粋」ですねえ。切れの良さが冴え渡ります。

最近時々落語聞きますが、同じお噺でも、人によって、だいぶ違うんですね。初めのまくらのところも、ほとんどないのもあれば、あれっ?創作落語かなと思うほど長いのもある。またここに、そのお人の、私生活なんかも見れて、面白いです。

お正月に、お笑いやってました。かなりの長時間番組で、今流行の若手から、それなりの芸人が出て、笑わせていましたが、その取りが  意外や意外、文珍でした。もう、全く違うんですよ、客席のノリが。よどみなく喋り、ぐぐっと引きつけては笑わす、また引きつけては笑わす・・・。さすが、落語家、笑いの厚みのようなものを感じてしまいました。

この新しいカテゴリー、楽しみにしてます。笑って、すぐ忘れる私には、この、森田健作が有り難いです。


「かこいが出来たってねぇ」
「へー」
というのは誰でも知ってる小噺ですが、さてどこで出てきたかと言うと、これが簡単に想い出せない。今まで漫然と聞いてきただけで、記憶力の弱さを相俟って、どこに何が出てきたかが、ごっちゃになってます。
これから、色んな噺の良いところをぼちぼち拾ってみますので、よろしく。

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