●山号寺号
落語には逃げ話と言われる噺があります。次の演者が来ない、あるいは時間が押してるなんて時に長くも短くも出来る噺で山号寺号もその一つです。噺そのものが駄洒落で、以下は粗筋です。
偶然若旦那と出くわした幇間の一八が若旦那どちらへ?と聞くと若旦那は観音様にお参りに。浅草寺ですね?と念を押すと浅草寺じゃない、観音様だと言張る。観音様というのは金龍山浅草寺に安置し奉る正観世音菩薩の事です。ご存知ないですか?どこの寺にも山号寺号というものがあるんです、例えば成田山新勝寺、三縁山増上寺、東叡山寛永寺というくらい、どこでもあるんもんですと一八。少々凹まされた若旦那はどこでもあるというなら、ここにもあるか?困った一八はここにはお寺が無いから、と答えると、どこにでもあるというから聞いたんだ、さあ男なら言ってみろ。俺もただとは言わない、山号寺号ひとつ見つけたら一円やろう。一円と聞いて張り切った一八、周りを見回して、
車屋さん広小路
お女将さん拭き掃除
乳母さん子が大事
経師屋さん腰障子
床屋さん耳掃除
魚屋さんむろ鰺
酒屋さん味噌下地
蕎麦屋さん卵とじ
時計屋さん今何時
肉屋さんソーセージ
洋服屋さん紺サージ
お医者さん疣痔
高島屋さん左団冶
若旦那さんやな感じ
こんな具合に山号寺号の駄洒落を若旦那とのやりとりを加えて膨らましたり、削ったりその場で自由自在というわけです。
コメント
では、私も・・・・
ゴールデンウィーク母さん 青筋
ボニーさん アンカレッジ
アスコルビン酸 ヴィタミンジー
3円、ください!
Posted by: min | 2008年5月 3日 12:21
minさん早速上手なお返事
いやあ「アスコルビン酸 ヴィタミンジー」には参った。3円じゃ足りないね。座布団3枚でしょう。
また出来たら投稿して下さい。
Posted by: bonywalk | 2008年5月 4日 08:14
いやあ、どちらさんもすばらしい。
しかし、、なんとなくエド・はるみが頭をよぎってしまったのでは、わたしだけ??
Posted by: non | 2008年5月24日 01:20