2008年9月21日

●嘆きのボイン/月亭可朝

久々に月亭可朝師匠の名前を聞いたと思ったらストーカー事件でした。(益々お元気、などと言ってはいけませんね)。この歌は一世をちょっと風靡したという感じで、覚えてる方も多いと思います。当時はミョーな歌だと思ってましたが、もう二度とこんな歌は出てこないでしょう。歌詞にもあるように、ボインとかナインとか、まさしく昭和の匂いがします。可朝師匠はギター弾語りの時は何の歌でも伴奏が同じという誰も真似できない特技の持ち主でもあります。

トホホ度★★★☆
お笑い度★★★
意味不明度★★★


  ボインは 赤ちゃんが吸うためにあるんやで
  お父ちゃんのものと違うのんやで

  ボインというのは どこの国の言葉
  うれしはずかし 昭和の日本語

  おっきいのんが ボインなら
  ちっちゃいのは コインやで
  もっと ちっちゃいのんは ナインやで

  何で 女の子だけボインになるのんけ
  腹の立つこと 嫌なこと しゃくな出来事あった日は
  男やったら酒飲んで 暴れまわって憂さ晴らし
  女の子なら何とする 胸にしまってガマンする
  女の子の胸の中 日頃の不満がたまってる
  それがだんだん充満してきて
  胸がふくれてくるんやで

  上げ底のボインは 満員電車に気をつけとくなはれや
  押されるたんびに 移動する
  いつの間にやら 背中へ回り
  一周回ってもとの位置
  これがホンマの「チチ帰る」やおまへんか
  こらホンマやで


2008年9月14日

●Summer Breeze / Seals and Crofts

「夕陽に赤い帆」に続いて夏の名残りなんて事を考えていたらこの歌を思い出しました。70年代半ばに活躍したJim SealsとDash Croftsのコンビの大ヒットです。当時ソフトロックと呼ばれていましたが、こんなのロックぢゃねぇ、なんて言う人も大勢いました。だが、しかし、やはりロックの一分野として無視できないジャンルです。今聞いてみると肩の力が抜けた爽やかな感じがして、もう一度ソフトロックを聴きなおしてみたいという気になってきます。尚、Jim Sealsの弟のDan Sealsは同じ頃England Dan & John Ford Coleyというバンドを結成し成功しています。

Summer Breeze

See the curtains hanging in the window/窓に掛かっているカーテンを御覧なさい
In the evening on a Friday night/金曜の夜の夕暮れに
A little light a-shining through the window lets me know every thing's all right/窓の柔らかい光が全て上手くいってるって教えてくれる

Summer breeze, makes me feel fine/夏のそよ風が私を気持ちよくしてくれる
Blowing through the jasmine in my mind/ジャスミンの香りをのせて私の心の中に吹いてくる
Summer breeze, makes me feel fine/夏のそよ風が私を気持ちよくしてくれる
Blowing through the jasmine in my mind/ジャスミンの香りをのせて私の心の中に吹いてくる

See the paper laying on the sidewalk/歩道に落ちてる新聞を御覧なさい
A little music from the house next door/隣の家から音楽が小さく聞こえてくる
So I walk on up to the door step/だから玄関に歩いてく
Through the screen and across the floor/網戸を開けて床の向こうへ

Sweet days of summer, the jasmine's in bloom/ジャスミンの花が咲いている夏の柔らかな日々
July is dressed up and playing her tune/ジュリーはドレスアップして歌を歌っている
When I come home from a hard day's work/仕事で疲れて家に帰った時
And you're waiting there, not a care in the world/余計な事は考えず、君はそこで待っていてくれる

See the smile awaiting in the kitchen/台所で待っているあの微笑を見て御覧
Food cooking and the plates for two/料理と二人分の皿
Feel the arms that reach out to hold me/私を抱こうと伸ばした腕を感じて
In the evening when the day is through/一日の終わりの夕暮れに

主人公は仕事が終わり、疲れて帰ってきます。Julyは妻でしょうか。鼻歌を歌いながら夕食の準備をしているようです。窓から漏れる光を見てevery thing's all rightと感じる金曜の夜。そしてそよ風がジャスミンの香りを運んできます。特にどうという事のない日常生活にSummer Breezeが爽やかな潤いを与えてくれているようです。11行目のScreenは夏なので、網戸では無いかと思います。蛇足ですが、この歌詞をネットで探していた時、JasmineをJazz Bandと聞き違えていたというブログがありました。確かに歌詞を読まずに聞くとそう聞こえます。


2008年9月 7日

●わしらの夢は夜ひらく(バカ田大学)/三波伸介とてんぷくトリオ

赤塚不二夫が亡くなり、何か縁のある歌という訳で、バカボンパパの出身校のバカ田大学を織り込んだこの曲にしてみました。聞けばお分かりの通り、原曲は藤圭子の"夢は夜ひらく"で長谷邦夫が歌詞を付けています。本来お笑いソングなんですが、今となってみると、てんぷくトリオの三波伸介、戸塚睦夫、伊東四朗の3人のうち、伊東四朗以外は既に鬼籍の人となっており、なんとなくしみじみと聞いてしまいました。尚、途中の喋りで一言ですが戸塚睦夫の声が聞こえます。

トホホ度★★★
お笑い度★★★
意味不明度★★★

十五、十六、二十と わしらの点数低かった
テストがどんなに悪くても みんな良く学べ

前を見るなよ カンニング 後ろ見るなよ カンニング
よそ見してたら ベル鳴った みんな良く学べ

昨日麻雀 今日バイト 明日はサボリか パチンコか
日々ははかなく 過ぎて行く みんな良く学べ

一から百まで バカなのだ リコウに未練は無いけれど
忘れっポイポイ 奴ばかり みんな良く学べ

なんでこんなにバカなのか 父ちゃん恨むじゃないけれど
いつか見てくれ このバカさ みんな良く学べ


2008年9月 1日

●Red Sails In The Sunset / The Platters

まだ秋とは言えない夏の終わり、そんな事を考えていたら、この歌を思い出しました。プラターズの大ヒット曲です。オリジナルはプラターズですが、ナットキングコールの歌もかなりのヒットでした。或いはサム・テイラーなんかのインストメンタルでもお馴染みの曲です。邦題は「夕陽に赤い帆」

Red Sails In The Sunset

Red sails in the sunset, way out on the sea/遠くの海の夕陽に染まった赤い帆
Oh, carry my loved one home safely to me/私の愛する人をきっと私の元に戻して
She sailed at the dawning, all day I've been blue/彼女は夜明けから船を出したので僕は一日中憂鬱
Red sails in the sunset, I'm trusting in you/僕は夕陽に染まった赤い帆を信じてる

Swift wings you must borrow make straight for the shore/早い翼を借りてまっすぐ浜に飛んできなさい
We marry tomorrow and she goes sailing no more/僕たちは明日結婚して彼女はもう二度と船を出さない

Red sails in the sunset, way out on the sea/遠くの海の夕陽に染まった赤い帆
Oh, carry my loved one home safely to me/私の愛する人をきっと私の元に戻して

歌詞にはどこにも夏という言葉はありませんが、夕焼けの真っ赤な海にファルセットが響き渡り、ちょっともの悲しいような光景が目に浮かんできます。それで失恋の歌かと思ったら実は明日結婚する彼女が中々帰ってこないと気をもんでいる彼の不安感だったようです。