●It Might As Well Be Spring / Laura Fygi
It Might As Well Be Spring I'm as restless as a willow in a windstorm/嵐の中の柳みたいに落ち着かない I keep wishing I were someone else, walking down a strange new street/いつも誰か他の人になって、見知らぬ通りを歩いて I'm as busy as spider spinning daydreams/私は妄想の糸を紡いでいる蜘蛛のように忙しい
春を待つ歌と言えば「はあるよこい、はあやくこい、、、」から始まって色々ありますが、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマーシュタイン2世が作曲したこの歌はその中でも傑作の一つでしょう。いろんな人が歌ってますが、内容から言うと、どちらかと言えば女性に歌って欲しい曲で、余り快活過ぎず、かといって余り暗くなりすぎず、という訳で、ローラ・フィジーの歌にしてみました。アレンジもよく途中のトゥーツ・シールマンスのハーモニカソロも曲調と旨くマッチしています。尚、邦題は「春の如く」です。
I'm as jumpy as a puppet on a string/操り人形みたいにユラユラしてる
I'd say that I had spring fever, but I know it isn't spring/春の熱に浮かされてる、でもまだ春じゃないって分かってるの
I am starry eyed and vaguely discontented/私の瞳は輝いてる、でもなんとなく満たされない
like a nightingale without a song to sing/唄を忘れたウグイスみたいに
O why should I have spring fever, when it isn't even spring/なぜ春の熱にかかったのかしら?まだ春にもなってないのに
Hearing words that I've never heard from a man I've yet to meet/今まで会ったことのない人と、今まで聞いた事のないお話をしてみたいって思ってる
I'm as giddy as a baby on a swing/ブランコの子供みたいに目が眩む
I haven't seen a crocus or a rosebud, or a robin on the wing/クロッカスもバラの蕾も空飛ぶコマドリもまだ見ていない
But I feel so gay in a melancholy way/でも憂鬱だけどとっても陽気な気分で
that it might as well be spring/まるで春が来たみたい
It might as well be spring./春が来たみたい
"might as well"はどんな英語の教科書にも必ず載ってますが中々ちゃんと覚えられません。改めて調べてみると「~をするほうが良い」という訳になっています。これを当てはめると"It might as well be spring."は「春であるほうが良い」という事になります。つまり今は春では無いが、早く春が来た方が良い、来て欲しいという気持ちから、春を待望する表現になっているんでしょう。訳詩としては「まるで春が来たみたい」としていますが、もっと旨い表現があったら、教えてください。"spring fever"はそのまま「春の熱」としています。最近花粉症を"spring fever"と英訳する人がいますが、ちょっと違うような気がします。木の芽時の心が落ち着かなく"feel gay in a melancholy way"の如く、憂鬱だけどちょっとワクワクした感じを表現しているんだと思います。とても良い歌詞です。
