●Once Upon A Summer Time / Astrud Gilberto
Once Upon A Summer Time Once upon a summertime, if you recall/あなたは覚えてますか、あの夏の日のこと Once upon a summertime just like today/あれはちょうど今日みたいな夏の日でした You were sweeter than the blossom on the tree/あなたは木に咲く花よりも甘く Now another wintertime has come and gone the pigeons feeding in the square have flown/冬が来ては過ぎ、広場で餌をついばむ鳩が飛び去っても
ミッシェル・ルグランが作曲したシャンソンにジョニー・マーサーが歌詞を付けています。マイルス・ディビスとのコラボで手腕を発揮したギル・エバンスがアレンジとオーケストラの指揮を執っており、歌いっ放しのアストラッド・ジルベルトと妙な雰囲気を醸し出すバックとのアンバランスがこの歌の魅力でしょうか?まるで今年の日本の夏を思わせる不思議な仕上がりです。この歌には「おもいでの夏」というベタな邦題が付いています。
We stopped beside a little flower store/私たち小さな花屋さんに立ち寄って
A bunch of bright forget-me-nots was all I'd let you buy me/眩いばかりの勿忘草の花束をあなたに買ってもらいました
We laughed the happy afternoon away/私たちは笑いながら幸せな午後を過ごし
And stole a kiss in every street cafe/どこのカフェでも、こっそりと口づけを交わした
I was as proud as any girl could be/私はどんな少女よりも誇らしく思いました
As if the mayor had offered me the key, the key to Paris/まるで市長からパリの鍵を貰ったかのように
But I remember when the vespers chimed/夕暮れの鐘が響き渡ると思い出す
You loved me once upon a summertime/あなたが愛してくれた、あの遠い夏の日を
パリの花屋で忘れな草を買ってもらい、カフェでデートしたあの夏の日が忘れられないという分かり易い歌詞です。2行目の"flower store"は花屋の意味ですが、正しくは"flower shop"です。


