2009年10月29日

●My Funny Valentine / Chet Baker

秋だと言うのでベタですが「枯葉」にしてみようと思い、色々と音源を当たったんですが、これと言ったのがありません。器楽演奏は非常に沢山見つかるにも関わらずボーカルが意外に少ないんです。エラやサラなら必ずあるという思い込みが失敗の始まりでした。そこで「枯葉」を諦めてマイ・ファニーバレンタインにしてみました。と言うのも「枯葉」を探している間に久々にチェット・ベーカーを聞き直し、何となく秋の雰囲気があって、良いなあと感じた訳です。チェット・ベーカーはその全盛期にはマイルス・ディビスを凌ぐイケメン人気トランペッター/歌手でしたが、その後薬禍の為ほぼ引退状態になりました。しかし幸いなことに晩年カンバックし、A&Mに良いアルバムを残しています。彼の特徴はその中性的な歌声で、同性愛の噂もありました。

My Funny Valentine

My funny Valentine/僕のお茶目なヴァレンタイン
Sweet comic Valentine/愛しく、おかしなヴァレンタイン
You make me smile with my heart/君は心から僕を微笑えませてくれる

Your looks are laughable/君の容姿は笑える
Unphotographable/写真向きじゃない
Yet you're my favourite work of art/でも、君はお気に入りの芸術作品だよ

Is your figure less than Greek/君のギリシャ彫刻にはほど遠い体
Is your mouth a little weak/しまりのない唇
When you open it to speak/それを開いて話をするとき
Are you smart?/君は知的?

But don't change a hair for me/でも、髪の毛一本変えないで
Not if you care for me/僕のことを愛しているなら
Stay little Valentine stay/ずっとそのままでいて ヴァレンタイン
Each day is Valentine's day/僕にとっては毎日がヴァレンタイン・デイだよ

"My Funny Valentine"の"funny"は訳しにくいですが、ネットで検索すると「お茶目な」という訳を付けている人があり、パクリました。歌詞の前半は彼女の悪口オンパレードで、今ならセクハラと言われかねません。しかし、前半の悪口があるので、それでも君を愛しているという気持ちが強く伝わってきます。「~だから好き」でなく「~だけれども好き」という典型的な形の分かりやすい歌です。

2009年10月11日

●ブラジル音頭/殿様キングス

2016年のオリンピック開催国が石原知事の頑張りもむなしくリオデジャネィロに決まってしまいました。そこで、ブラジルの勝ち組の皆様にエールを、と思いブラジル絡みの歌を探してみましたが、なかなか見つかりません。やっとこのブラジル音頭が見つけたんですが、ハワイ音頭に続いて殿様キングス。彼らは意外に国際的的なんです。肝心の歌はサンパのリズムで音頭かつ演歌という素晴らしい出来です。歌詞も中々良くできてます。

トホホ度★★☆
お笑い度★★☆
意味不明度★★

 
 カカオの花咲く 南の浜辺
 歌も悩まし ちょいと恋月よ
 生まれて来たのは 踊るため
 大きく愛して でっかく踊れ
 イパ イパ イパネマ
 リカ リカ リベリカ
 サンパウロ

 あの娘にしようか
 あの娘をとろうか
 悩み果てない ちょいと美人国
 あれこれ苦労も 踊るため
 大きく夢見て でっかく踊れ
 イパ イパ イパネマ
 リカ リカ リベリカ
 サンパウロ

 弱虫泣き虫 臭木の虫は
 どんと追い出せ ちょいとつまみ出せ
 仕事をするのも踊るため
 大きく稼いで でっかく踊れ
 イパ イパ イパネマ
 リカ リカ リベリカ
 サンパウロ

 人食いアマゾン ピラニアさえも
 浮かれてとろけて ちょいとカーニバル
 仲良し世直し 踊るため
 大きく歌って でっかく踊れ
 イパ イパ イパネマ
 リカ リカ リベリカ
 サンパウロ

 イパ イパ イパネマ
 リカ リカ リベリカ
 サンパウロ