2009年11月22日

●Here's That Rainy Day / Barbra Streisand

バーバラ・ストライザンドの新しいアルバムです。プロデュースはトミー・リピューマとダイアナ・クラールなので、聴く前から音が聞こえてくるようですが、確かに期待通りのアレンジと言えます。バーバラ・ストライザンドはこのアルバムでは全体的に控え目に落ち着いて歌っています。夜に聴くと言うよりは午後のティータイムという感じでしょうか?

Here's That Rainy Day

Maybe I should have saved those leftover dreams/多分、夢を少し残しておくべきだったのかも知れない
Funny but here's that rainy day/不思議ね、こんな日に限って雨が降る
Here's that rainy day they told me about/いつかは雨の日が来ると人は言う
And I laughed at the thought that it might turn out this way/そんなの馬鹿げてるってたら、私の番になっていた

Where is that worn out wish that I threw aside/いつのまにか忘れてしまったあの頃の想いはどこに行ったんでしょう
After it brought my love so near/それが私と彼との出会いを導いてくれたというのに
Funny how love becomes a cold rainy day/不思議ね、素敵な恋も最後は冷たい雨の一日に変わる
Funny that rainy day is here/本当に不思議ね、今日に限って雨が降る

1行目の"leftover dreams"は若い頃に恋愛に憧れた純な気持ちなのでしょう。しかし今は後悔しています。こんな日がまさか自分に来るとは思ってもいなかった。現状に満足し、出会った頃の気持ちが薄れたと反省しています。そして今日は冷たい雨が降っています。途中の間奏は抑えた表現で終始し、次に彼女が歌いだすとかなり悔恨の情が深くなったように聞こえます。さすがに上手いと言わざるをえません。
彼女はライナーノーツの中で「この曲は以前から吹き込みたいと思っていたが、やっとその好機を得た。この素晴らしい歌詞にあるような気持ちは誰でも一度や二度は経験してるんじゃないか」と書いています。