2010年3月27日

●涙のバラ/都はるみ

かつてグループサウンド全盛の頃、歌謡曲の歌手がブームに乗ってGS風味の歌を沢山だしています。美空ひばりの「真っ赤な太陽」もその一つです。こういう歌を我々は「一人GS」と呼んでいます。一人GSは将に玉石混淆で取り上げるのが難しい処ですが、この「涙のバラ」はやはり無視出来ません。GSのリズムに所謂演歌特有のコブシを効かせてますが、ここまでやらなくてもと思うのは私だけでは無いでしょう。処所、うがいしているのかしら、と思ってしまいました。また、このジャケットが素晴らしい。都はるみのミニ・スカート姿はなかなか拝めません。

トホホ度★★★★
お笑い度★★★
意味不明度★★★

 夕日が染めた
 涙のバラよ
 ホロホロこぼれて
 炎えている
 甘えて泣いていた
 あなたの胸に
 夢でもいいの
 頬をよせたい

 せつなくて
 夕陽が染めた 涙のバラよ
 ホロホロこぼれて 炎えている

 私の頬の 涙のバラは
 あなたのものなの 別れても
 虹より星より 夢みた恋が
 こころの中で いつもの想いを
 つのらせる

 私の頬の 涙のバラは
 あなたのものなの 別れても

 虹より星より 夢みた恋が
 こころの中で いつもの想いを
 つのらせる

 私の頬の 涙のバラは
 あなたのものなの 別れても

2010年3月15日

●Joanna / Scot Walker

山下達郎の番組で久々にジョアンナを聞きました。聞いていると、当時の光景や風景がさあっと頭の中で見えたような気がしました。スコット・ウォーカーはウォーカー・ブラザーズのメンバーでしたが、この歌はソロになってからの大ヒットです。番組で山下氏は「演奏完璧、歌完璧、素晴らしい、オーディオも素晴らしい」と大絶賛しています。ちょっと褒めすぎな感じもしますが、気持ちはわかります。それに加え、今風に言えば超イケ面。これで人気が出ない訳がありません。彼は後に本名のスコット・エンゲルに改名し、その頃精神的不安定などというニュースも伝わってきました。現在は前衛音楽プロデューサーだそうですが、40代、50代のスコットの歌を聴いてみたかったものです。

Joanna

Joanna/ジョアンナ
I can't forget the one they call Joanna/ジョアンナと皆が呼ぶ人が忘れられない
We owned the summer, hand in hand Joanna/ジョアンナと手を取り合って過ごしたあの夏は僕たちのもの
And now she's always just a tear away/そして今彼女はいつも涙のむこう
Goodbye you, you long lost summer, leaving me behind you/さようなら、君は失われた夏と共に僕を残して行ってしまった。
Revealing things for lovers that may find you/君にこれから出会うかもしれない恋人たちに分かるように
I still hang on to every word that day, you passed my way/僕は君が僕にくれた、あの日の一言一言を繰り返している
Joanna/ジョアンナ
You made the man a child again, so sweetly/君はとても優しく僕をもう一度少年にしてくれた
He breathed your smile lived in your eyes completely/少年は君の瞳の中にある微笑みに完璧に息づいていた
And on his heart there's still a trace of you/そして未だ彼の心には君のしるしが残っている
I love you but nothing in this world could make you mine/愛している、でも君を僕のものにするのは不可能だ
Yet still in time/でもきっといつかは
Joanna/ジョアンナ
Joanna, you may remember me and change your mind/ジョアンナ、君は僕を思い出して思い直してくれるかもしれない

I love you but nothing in this world could make you mine/愛している、でも君を僕のものにするのは不可能だ
Yet still in time/でもきっといつかは
Joanna/ジョアンナ
Joanna, you may remember me and change your mind/ジョアンナ、君は僕を思い出して思い直してくれるかもしれない

夏の日を一緒に過ごしたジョアンナ、今は去ってしまった彼女に未だに想いを寄せています。もう一度彼女になって欲しいけど、やっぱり無理か、と諦めかけていて、ちょっと弱気です。しかし、メロディ、アレンジ、歌詞が全てスコット・ウォーカーという人にピッタリと嵌っているように思えます。これほど、歌手と曲と詩そしてイケ面がマッチしている歌は他に思いつきません。

2010年3月 7日

●マリファナ、ばれた(My Funny Valentine)/水口誠

半分会社員、半分歌手の水口誠氏がCDデビューしました。彼は学生時代はブルースを歌っていたようですが、最近は有名なジャズのスタンダードに日本語の歌詞を付けて歌う「替え歌ジャズ」専門です。といっても王様のように直訳ではなく、また漣健児のように創作した日本語歌詞でもなく、タモリ倶楽部の「空耳アワー」的に元の歌詞の単語を、それと上手く会う日本語に直しています。なぜこんな事を始めたのか?と聞かれた時、彼はウケたいから、と答えたそうです。歌詞カードには元の英語詞と日本語歌詞が並べてありましたので、ここでもその通りに写しました。内容は若い相撲取りがマリファナを吸ってばれた、というそれだけなんですが、それなりの努力が感じられます。(勿論かなりの無理がありますが)

トホホ度★★★★
お笑い度★★★☆
意味不明度★★★☆

My funny Valentine
マリファナ、ばれた
Sweet comic Valentine
吸い込み、ばれた
You make me smile with my heart
夢に見た住まい、両国

Your looks are laughable
許せないラフ行為
Unphotographable
ああ、ほんと、くらったよ
Yet you're my favourite work of art
故郷(いえ)言う前に、塀の中へ

Is your figure less than Greek
いずれ、横綱に
Is your mouth a little weak
いずれ、幕内の
When you open it to speak
優勝オープンカーに
Are you smart?
乗りたい

But don't change a hair for me
隠してた、部屋の方に
Not if you care for me
長く、部屋の方に
Stay little Valentine stay
捨てるときに、捨てい!
Each day is Valentine's day
一日でばれたで