2010年6月27日

●Don't Cry For Me Argentina / Madonna

先日、上海へ出張し、上海人と韓国人と我々で会合の後、中華で夕食という事になりました。ところがその日は偶々ワールドカップの韓国対アルゼンチン。現地時間で19:30キックオフで当然の事ながら韓国人はW杯が気になってしょうがない。早めに始めたものの、食事中に試合開始。サッカーの話をしつつ、飲んで食ってましたが、唐突に韓国人の一人が"Don't cry for me Argentina"を一節歌った(唸った)ので一同大笑い。それでこの曲を思い出したという訳です。今になって考えてみると対して面白いギャグでもなんでも無いんですが、その場の勢いで笑ってしまいました。その後は早々と食事を終了し、ホテルでTV観戦した事は言うまでもありません。この歌はマドンナが主演した映画"EVITA"の挿入曲で、ペロン大統領就任のシーンでファースト・レィディのエバ(マドンナ)が実際のアルゼンチン官邸で歌っています。

Don't Cry For Me Argentina

It won't be easy, you'll think it strange/簡単じゃないわ、あなたは変だと思うでしょう
When I try to explain how I feel that I still need your love after all that I've done/私が、全てが終わったのに未だにあなたの愛が必要だと感じてるって説明しようとすると
You won't believe me/あなたは私を信じないでしょう
All you will see is a girl you once knew/あなたが分かるのは、あなたがかつて知っていた女の子の事だけでしょう
Although she's dressed up to the nines/彼女は着飾ってたけど
At sixes and sevens with you/あなたの事で混乱してた
I had to let it happen/私はそうしなきゃいけなかった
I had to change/変えなきゃいけなかった
Couldn't stay all my life down at heel/私の人生、落ちぶれてはいられなかった
Looking out of the window, staying out of the sun/陽に当たらずに窓の外を見ながら、
So I chose freedom/だから自由を選んだ
Running around, trying everything new/そこらじゅうを駆け回って、新しいことに挑戦して
But nothing impressed me at all/でも何の感動もなかった
I never expected it to/思いもしない事だったわ

Don't cry for me Argentina/アルゼンチンよ、私のために泣かないで
The truth is I never left you/真実は、私はあなたを決して置き去りにしなかった事
All through my wild days/めちゃくちゃな日々にも
My mad existence/無茶してた時も
I kept my promise/私は約束を守った
Don't keep your distance/私から離れないで

And as for fortune, and as for fame I never invited them in/そして、富のためや名声のために招いたんじゃない
Though it seemed to the world they were all I desired/世の中は、私がそれを望んだと思ったみたいだったけど

They are illusions/それは幻
They are not the solutions they promised to be/約束したものへの答じゃない
The answer was here all the time/答えはいつも、ここにあった
I love you and hope you love me/あなたを愛し、愛されたい

Don't cry for me Argentina/アルゼンチンよ、私のために泣かないで

Don't cry for me Argentina/アルゼンチンよ、私のために泣かないで
The truth is I never left you/真実は、私はあなたを決して置き去りにしなかった事
All through my wild days/めちゃくちゃな日々にも
My mad existence/無茶してた時も
I kept my promise/私は約束を守った
Don't keep your distance/私から離れないで

Have I said too much?/多くを語りすぎた?
There's nothing more I can think of to say to you/あなたに言えることはこれ以上何もないと思う
But all you have to do is look at me to know that every word is true/でもね、私を見て私の言ってる事が真実だと分かってくれさえすれば、それだけでいいの

"dressed up to the nines"は着飾る、"At sixes and sevens"は混乱するという成句で、数字の成句を二つ並べたのは作詞家のちょっとしたお遊びでしょう。エバがファースト・レディに成り上がり、浪費三昧の荒れた生活から、没落していくまでをこの歌が旨く歌いあげているように聴こえました。

2010年6月13日

●ルンバでブンブン/和田アキ子

作詞・作曲がクレイジー・ケンバンドの横山剣、編曲がコモエスタ八重樫で歌が和田アキ子という豪華布陣で出来たこの歌は、息子の為にトラックに乗って頑張る母ちゃんを歌っています。しかし丸山明宏の「ヨイトマケの歌」の様な悲壮感も何もなく、ハッ!とか言って只快調に飛ばしている処が素晴らしい。トラック母ちゃんは本来はギャグの積りだったのが和田アキ子が歌うとパックリ嵌って冗談で無くなってしまったという処が真相でしょうか?珍盤・奇盤とのカテゴリに入れてしまって少々申し訳ない気もします。

トホホ度★★★☆
お笑い度★★★
意味不明度★★

 泣くな 男だろ しっかりしろよ
 先に行くぜ 先に行くぜ
 いい子でいろよ

 女手ひとつ 握るハンドル
 そばにいつも いてやれない
 母ちゃんだけど

 ハッ!
 ブンブン ブンブンブン
 親に貰ったこの身体
 ブンブン ブンブンブン
 ダンプみたいに頑丈だ
 ブンブン ブンブンブン
 今に見ていろ 母ちゃんを

 日暮れのラジオ 高速道路
 希望の歌 希望の歌
 道連れに

 ハッ!
 ブンブン ブンブンブン
 埠頭 朝焼け 缶コーヒー
 ブンブン ブンブンブン
 無線 カセット マスコット
 ブンブン ブンブンブン
 今に見ていろ 母ちゃんを

 お前の名前  背中に刺繍した
 スカジャン着て スカジャン着て
 働くぜ

 泣くな 男だろ しっかりしろよ
 負けるな坊や 負けるな坊や
 いい子でいろよ

 負けるな坊や 負けるな坊や
 待ってろよ

2010年6月 6日

●Fools Rush In / The Jazz Crusaders

"Fools Rush In"は誰のが良い?と知人に聞かれ、色々あるから調べてみると安請合いしたんです。ぱっと思いつくのはエルビス・プレスリーとウィリー・ネルソンですが、ジョニー・マーサーの曲なのでジャズのバージョンが沢山ある筈だと思ったのが失敗でした。意外に無いんです。という訳で今まで集まった中からこれかな?と思ったのがジャズ・クルセイダーズのバージョンです。何とボーカルがボビー・コールドウェルでクルセイダーズのサウンドに旨く合っています。ジャズ・クルセイダースはジョー・サンプルやウィルトン・ヘルダーという腕利きが60年代始めに結成し、一世を風靡したバンドです(後にCrusadersに改名)。帰って来たヨッパライで有名なフォーク・クルセイダースというバンド名はジャズ・クルセイダーズのパクリだと(勝手に)思っています。

Fools Rush In

Fools rush in where angels fear to tread/愚か者は飛び込む、天使の恐れるところへ
And so I come to you my love/そして私も来いました、あなたの許へ
My heart above my head/頭よりも心が先走って
Though I see the danger there/もちろん危険は分かってます
If there's a chance for me then I don't care/でも私にチャンスがあるなら気にしません

Fools rush in where wise men never go/愚か者は飛び込む、賢い人が決して行かないところへ
But wise men never fall in love/でも賢い人は決して恋に落ちたりしないでしょ
So how are they to know/そんな人たちに何が分かると言うんですか?
When we met I felt my life begin/私達が出会った時、私の人生が始まったような気がしました
So open up your heart and let this fool rush in/だから、心を開いて、この愚か者を飛び込ませて下さい

"Fools rush in where angels fear to tread."は訳詞では直訳していますが、辞書を見ると「盲蛇に怖じず」と訳されています。賢者は飛び込んだりしないけど、私はあなたと逢った時から私の新しい人生が始まったと気が付いたという訳で、非常にストレートに分かり易い歌詞です。