2008年09月14日

●Summer Breeze / Seals and Crofts

「夕陽に赤い帆」に続いて夏の名残りなんて事を考えていたらこの歌を思い出しました。70年代半ばに活躍したJim SealsとDash Croftsのコンビの大ヒットです。当時ソフトロックと呼ばれていましたが、こんなのロックぢゃねぇ、なんて言う人も大勢いました。だが、しかし、やはりロックの一分野として無視できないジャンルです。今聞いてみると肩の力が抜けた爽やかな感じがして、もう一度ソフトロックを聴きなおしてみたいという気になってきます。尚、Jim Sealsの弟のDan Sealsは同じ頃England Dan & John Ford Coleyというバンドを結成し成功しています。

Summer Breeze

See the curtains hanging in the window/窓に掛かっているカーテンを御覧なさい
In the evening on a Friday night/金曜の夜の夕暮れに
A little light a-shining through the window lets me know every thing's all right/窓の柔らかい光が全て上手くいってるって教えてくれる

Summer breeze, makes me feel fine/夏のそよ風が私を気持ちよくしてくれる
Blowing through the jasmine in my mind/ジャスミンの香りをのせて私の心の中に吹いてくる
Summer breeze, makes me feel fine/夏のそよ風が私を気持ちよくしてくれる
Blowing through the jasmine in my mind/ジャスミンの香りをのせて私の心の中に吹いてくる

See the paper laying on the sidewalk/歩道に落ちてる新聞を御覧なさい
A little music from the house next door/隣の家から音楽が小さく聞こえてくる
So I walk on up to the door step/だから玄関に歩いてく
Through the screen and across the floor/網戸を開けて床の向こうへ

Sweet days of summer, the jasmine's in bloom/ジャスミンの花が咲いている夏の柔らかな日々
July is dressed up and playing her tune/ジュリーはドレスアップして歌を歌っている
When I come home from a hard day's work/仕事で疲れて家に帰った時
And you're waiting there, not a care in the world/余計な事は考えず、君はそこで待っていてくれる

See the smile awaiting in the kitchen/台所で待っているあの微笑を見て御覧
Food cooking and the plates for two/料理と二人分の皿
Feel the arms that reach out to hold me/私を抱こうと伸ばした腕を感じて
In the evening when the day is through/一日の終わりの夕暮れに

主人公は仕事が終わり、疲れて帰ってきます。Julyは妻でしょうか。鼻歌を歌いながら夕食の準備をしているようです。窓から漏れる光を見てevery thing's all rightと感じる金曜の夜。そしてそよ風がジャスミンの香りを運んできます。特にどうという事のない日常生活にSummer Breezeが爽やかな潤いを与えてくれているようです。11行目のScreenは夏なので、網戸では無いかと思います。蛇足ですが、この歌詞をネットで探していた時、JasmineをJazz Bandと聞き違えていたというブログがありました。確かに歌詞を読まずに聞くとそう聞こえます。


2008年09月01日

●Red Sails In The Sunset / The Platters

まだ秋とは言えない夏の終わり、そんな事を考えていたら、この歌を思い出しました。プラターズの大ヒット曲です。オリジナルはプラターズですが、ナットキングコールの歌もかなりのヒットでした。或いはサム・テイラーなんかのインストメンタルでもお馴染みの曲です。邦題は「夕陽に赤い帆」

Red Sails In The Sunset

Red sails in the sunset, way out on the sea/遠くの海の夕陽に染まった赤い帆
Oh, carry my loved one home safely to me/私の愛する人をきっと私の元に戻して
She sailed at the dawning, all day I've been blue/彼女は夜明けから船を出したので僕は一日中憂鬱
Red sails in the sunset, I'm trusting in you/僕は夕陽に染まった赤い帆を信じてる

Swift wings you must borrow make straight for the shore/早い翼を借りてまっすぐ浜に飛んできなさい
We marry tomorrow and she goes sailing no more/僕たちは明日結婚して彼女はもう二度と船を出さない

Red sails in the sunset, way out on the sea/遠くの海の夕陽に染まった赤い帆
Oh, carry my loved one home safely to me/私の愛する人をきっと私の元に戻して

歌詞にはどこにも夏という言葉はありませんが、夕焼けの真っ赤な海にファルセットが響き渡り、ちょっともの悲しいような光景が目に浮かんできます。それで失恋の歌かと思ったら実は明日結婚する彼女が中々帰ってこないと気をもんでいる彼の不安感だったようです。


2008年08月05日

●Close To You / Cheryl Bentyne

シェリル・ベンティーンはマンハッタン・トランスファーのメンバーですが、最近はソロでも活発に活動しています。"Close To You"は言うまでもなく、カーペンターズの大ヒット曲ですが、シェリルは録音後のインタビューで「カレンと同じキーで歌った」と言っているように、もし今カレン・カーペンターが生きていたらこんな風に歌うんぢゃないかと考えながら歌っています。マンハッタン・トランスファーではボーカリーズの様な超絶技巧曲を歌いこなしていますが、ここでは少しテンポを落とし、すんなりと歌う彼女に好感が持てます。尚、作曲はバート・バカラック、作詞はハル・デビッドです。

Close to You

Why do birds suddenly appear everytime you are near?/いつも、あなたが近くにいると鳥が突然現れるのはなぜ?
Just like me/丁度私みたいに
They long to be close to you/あなたのそばにいたいのね

Why do stars fall down from the sky everytime you walk by?/あなたが近くを歩くと空から星が降って来るのはなぜ?
Just like me/ちょうど私みたいに
They long to be close to you/あなたのそばにいたいのね

On the day that you were born/あなたが生まれた日に
The angels got together and decided to create a dream come true/天使が集まって夢を実現させようと決めた
So they sprinkled moondust in your hair of gold/だから金色の髪の毛に月の粉をかけて輝かせ
And starlight in your eyes of blue/青い瞳は星の光で輝かせた

That is why all the girls in town follow you all around/だから町中の女の娘があなたの後をついていく
Just like me/ちょうど私みたいに
They long to be close to you/あなたのそばにいたいのね

非常に分かり安く、覚えやすい歌詞です。しかし「町中の女の娘があなたの後をついていく」というのはちょっと凄すぎますね。邦題はご承知の通り「遥かなる影」です。しかし歌詞の内容と旨くマッチしていないように思えますが、どうでしょう?

2008年07月20日

●What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Chris Botti featuring Sting

最近アーティスト名で「何々featuring誰々」というのを良く見かけます。或るバンドが特別に或る歌手と共に作った、という意味合いです。以前のように固定したバンドメンバーで色々なアルバムを作っていくという形よりも、その時々に歌に合わせて歌手を招いた方が新鮮かつ旨みがあるという処でしょうか。この曲は今人気のトランペッター、クリス・ボッティのヒットアルバム「To Love Again」の中でスティングを歌手に迎えて録音されています。この組合せが絶妙ですね。作曲はミッシェル・ルグランで、映画「The happy ending」(1969)の為の書き下ろしですが、さすがにミッシェル・ルグラン、素晴らしいメロディです。色んな人が歌っていますが、これがベストでしょう。

What Are You Doing The Rest Of Your Life?

What are you doing the rest of your life?/君はこれからの人生をどうするつもりだい?
North and south and east and west of your life/君の生活の東西南北
I have only one request of your life/僕には君の人生に一つだけお願いがあるんだ
That you spend it all with me/人生のすべてを僕と一緒にすごして欲しい
All the seasons and the times of your days/君の日々のどの季節もどんな時間も
All the nickels and the dimes of your days/君の日々の全てのニッケルやダイムも
Let the reasons and the rhymes of your days all begin and end with me/君の日々の生活の筋道が全て僕と共に始まり僕と共に終わるようにしてほしい

I want to see your face in every kind of light/僕は君の顔をいろいろな明かりの中で見たいんだ
In fields of dawn and forests of the night/夜明けの野原や夜の森の中で
And when you stand before the candles on a cake/そして君がケーキの上の蝋燭の火のそばにいる時も
Oh let me be the one to hear the silent wish you make/君が静かに呟く願い事に耳傾ける事のできる人になりたい

Those tomorrows waiting deep in your eyes/君の目の奥深くで待っている未来の日々
In the world of love your keep in your eyes/君の瞳の中に潜んでいる愛の世界で
I'll waken what's asleep in your eyes/君の目の中に眠っているものを僕は呼び覚まそう
It may take a kiss or two/一つか二つのキスでいいだろう

Thru all of my life/僕の人生のすべてをとおして
Summer, winter, spring and fall of my life/僕の人生の春夏秋冬を
All I ever will recall of my life/僕の人生で思い起こす事のできるのは
Is all of my life with you/君とすごした生活の全てであってほしいんだ

2行目は東西南北と直訳していますが、君の身の回りに起きる事全て、というような意味だろうと思います。6行目、ニッケルは1セント、ダイムは10セント硬貨です。君の日常生活の全てという感じでしょう。7行目の"reasons and the rhymes"は普通"reasons or rhymes"となり、否定文で理由や論理という意味になります。これをandにしていますが、意味としてはほぼ同じで、ここでは生活の筋道と訳しています。色々凝った歌詞ですが、意味はストレートに分かりやすいです。処で、彼女の生活を東西南北、僕の人生を春夏秋冬に例えているのは何か隠された意味があるのでしょうか?

2008年06月30日

●Mr. Bojangles / Samy Davis Jr.

この歌はニッティ・グリティ・ダートバンドで70年頃大ヒットしました。彼等の歌も淡々と歌ってとても良い雰囲気なんですが、サミーディビスジュニアのカバーの方がずっと味があります。大分前、この歌を歌いながら踊る姿をTVで見て、ウルウル状態になったのを思い出しました。ニッティ・グリティなどという若造には手の届かない芸の世界を感じます。晩年は声が出なくなってしまいましたが、そのダンスは最後まで健在でした。それからこのジャケット。作者は分かりませんが、今にも動いて歌いだしそうな、素晴らしい写真だと思います。

Mr. Bojangles

I knew a man Bojangles and he'd dance for you/ボージャングルは皆のために踊っていたのを僕は知ってる
in worn-out shoes/擦り切れた靴で
With silver hair, a ragged shirt and baggy pants/白髪とボロボロのシャツとダブダブのスボン
He would do the old soft shoe/おじさんは古いsoft shoeを踊っていた
He could jump so high, jump so high/おじさんはとても高く跳べたんだ、高く
And then he'd lightly touch down/そして軽やかに着地していた

I met a man in a cell in New Orleans,/ニューオリンズの留置場でおじさんに会った時
And I was down and out/ボクはどん底だった
He looked to me to be the very eyes of age as he spoke right out/自信たっぷりに話しながら、おじさんは年季の入った目で僕を見た

Talked of life, lord he talked of life/おじさんは人生を語ってくれた、人生を
laughed, slapped his leg and stepped/笑ったり、脚をぴしゃりと叩いたり、ステップを踏んだりしながら

He said his name was Bojangles, then he danced a lick right across the cell/名前はボージャングルだと言って、おじさんは留置所の端から端まで踊った
He grabbed his pants, took a better stance, jumped up high that's when he clicked his heels/ズボンをつまみ上げ、立ち位置を変えると今度は高く跳び踵と踵をカチッと合わせた
Then he let go a laugh, lord he'd let go a laugh/そしておじさんは声を上げて笑った、声を上げて
Shook back his clothes all around/そして乱れた服を払った

That was Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, Lord he could dance/それがボージャングル、ボージャングル、ボージャングル、おじさんは踊れたんだ
He told me of the times he worked for minstrel shows, travelling throughout the South/おじさんはミンストレルショーで南部をくまなく旅行したた頃の話を聞かせてくれた
He spoke with tears of fifteen years how his dog and he, they just traveled about/そして涙ながらに15年間の犬とおじさんの旅回りの暮らしを話してくれた
But his dog up and died, dog up and died/でも、その犬が突然死んだ、突然
And after twenty years he still grieved/20年経ってもおじさんはまだそのことを悲しんでいる

He said, "I dance now and every chance a honky-tonk for my drinks and tips/おじさんは言った。「安い酒場でチャンスがあれば酒とチップを目当てに踊るよ
But most time I spent behind these county bars, you see son, I drink a bit."でも殆ど郡の留置所にいるけどね、お若いの分かるだろう、ちょっと呑むんだ」
Then he shook his head, load when he shook his head/そしておじさんが首を振った、そしておじさんが首を振ると
I could swear I heard someone say please/きっと誰かがプリーズと言うのが聞こえたんだ
Mr. Bojangles, A-Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, come back and dance dance dance please dance/どうかお願いだからボージャングル、ボージャングル、ボージャングル、もう一度、踊っておくれ
A-Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, dance/ボージャングル、踊っておくれ
Why can't you come back and dance? /もう一度踊ってくれないのかい?
Please Bojangles woon dance again Bojangles/ボージャングル、もう一度踊っておくれ

細部まで聞き取れず歌詞がどうもハッキリしませんが、ストーリーとしては問題ないと思います。"He would do the old soft shoe"は"soft shoe"をしていたと訳せますから"soft shoe"がダンスの名前かもしれません。しかし、タップシューズを買う金もなく、底の柔らかい靴で踊ってたとも訳せるような気がしますが無理筋でしょうか?"I spent behind these county bars"の"behind bars"は「刑務所に入る」という意味です。続いて"You see son, I drink a bit"は僕に対して、ニャッとしながら、刑務所にいたというのは、分かるだろう、ちょっと呑むんだよ、という感じですが、要するに大酒呑みという事です。


2008年06月04日

●Blame It On The Bossa Nova / Eydie Gorme

スイング・ジャーナル6月号によれば今年はボサノバ誕生50周年だそうです。その起源はジョアン・ジルベルトの「想いであふれて」がヒットした1958年だそうですが、少々牽強付会の趣有りです。そんな記事を読んでる時ふとこの曲を思い出しました。「恋のボサノバ」という安易な邦題が付いてます。イーディ・ゴーメの名前を覚えている人は余りいないかもしれませんが、この曲は彼女の初期の大ヒットで、ボサノバという単語の普及に一役買ったと思います。(曲調はボサノバとは言えませんが。日本で言えば小林旭の「アキラのボサノバ」という処でしょうか?)彼女はニューヨーク、ブロンクスの俗に言うスパニッシュ・ハーレムで育った事もあり、スペイン語も上手く、日本ではトリオ・ロス・パンチョスとの共演の方が有名かもしれません。後年はイージーリスニングというカテゴリーで活躍してました。毎年今頃の季節になると今年こそ何とかボサノバを盛り上げようという話が出てきますが、なんでだろう?それはね、み~んなボサノバが悪いのよ。

Blame It On The Bossa Nova

I was at a dance when he caught my eye/彼が私の目を見た時私は踊ってた
Standin' all alone lookin' sad and shy/ひとりぽっちで立って、悲しくシャイに見えたわ
We began to dance, swaying' to and fro/私たちは前や後ろに揺れて踊りだしたの
And soon I knew I'd never let him go/そしてすぐに彼を二度と放したくないと思ったの

Blame it on the bossa nova with its magic spell/みんなボサノバの魔法の呪文が悪いのよ
Blame it on the bossa nova that he did so well/ボサノバのせいで彼はとっても上手くやったわ
Oh, it all began with just one little dance/すべてはちょっとしたダンスから始まった
But then it ended up a big romance/でもそれは最後に大きな恋になったわ
Blame it on the bossa nova/ボサノバのせいよ
The dance of love/恋のダンス

(Now was it the moon?)/(それは月のせい?)
No, no, the bossa nova/いえいえ、ボサノバのせいよ
(Or the stars above?)/(空のお星様?)
No, no, the bossa nova/いえいえ、ボサノバよ
(Now was it the tune?)/(その曲のせい?)
Yeah, yeah, the bossa nova/そうよそうなのよ、ボサノバよ
(The dance of love)/(恋のダンス)

Now I'm glad to say I'm his bride to be/そして私は喜んで彼の花嫁になりたいって言えるわ
And we're gonna raise a family/そして私たち家庭を築くの
And when our kids ask how it came about/そして子供たちがどうしてこうなったの?と聞いたら
I'm gonna say to them without a doubt/私は間違いなく子供たちに言うわ

Blame it on the bossa nova with its magic spell/みんなボサノバの魔法の呪文が悪いのよ
Blame it on the bossa nova that he did so well/ボサノバのせいで彼はとっても上手くやったわ
Oh, it all began with just one little dance/すべてはちょっとしたダンスから始まった
But then it ended up a big romance/でもそれは最後に大きな恋になったわ
Blame it on the bossa nova/ボサノバのせいよ
The dance of love/恋のダンス


"Blame it on Bossa Nova"とは上手い題名を付けたもんです。一人ぼっちで寂しそうなシャイな彼がボサノバのせいで、私の恋人になった。そして子供に対する言い訳もボサノバという、飛躍が素晴らしいですね。最近の訳分からん歌ばかり歌ってるバンドはこんな歌詞を見習って欲しいものです。ついでですが今年は月光仮面誕生50周年でもあるようです。

2008年05月13日

●Downtown / Petula Clark

ペトゥラ・クラークは英国出身でジュリー・アンドリュースと同年代のベテランです。戦前に少女歌手としてデビューしていますが、東京オリンピックの年のこの曲が彼女の最大のヒット曲になりました。その後映画にも出演し「グッバイ・ミスター・チップス」がヒットしています。最近はこういう無条件にハッピーな気分になれる歌は無くなってしまいました。尚、ちょっと安直ですが「恋のダウンタウン」という邦題が付いています。

Downtown

When you're alone and life is making you lonely/ 独りぼっちで寂しい暮らしてをしる時
You can always go - downtown/いつも行く ダウンタウン
When you've got worries, all the noise and the hurry seems to help, I know - downtown/心配事があるとき、騒音やらせわしさが救いになるみたい ダウンタウン
Just listen to the music of the traffic in the city/街の往来の音楽に耳を傾けてみて
Linger on the sidewalk where the neon signs are pretty/ネオンがきれいな歩道をぶらついてみて
How can you lose?/どうして気落ちなんかするの?
The lights are much brighter there/そこのライトはずっと明るく
You can forget all your troubles, forget all your cares/悩みも気がかりなこともみんな忘れることができる

So go downtown, things'll be great when you're/だから ダウンタウンに行きましょう すべてがステキ
Downtown - no finer place, for sure/ダウンタウン こんなステキなところきっとないわ
Downtown - everything's waiting for you/ダウンタウン あらゆる物があなたを待っている

Don't hang around and let your problems surround you/問題かかえてぐずぐずしてちゃ駄目
There are movie shows - downtown/映画があるじゃない? ダウンタウン
Maybe you know some little places to go to/たぶんちょっとした場所知ってるでしょう
Where they never close - downtown/年中無休のそんな場所 ダウンタウン

Just listen to the rhythm of a gentle bossa nova/優しいボサノバのリズムに耳を傾けてみて
You'll be dancing with him too before the night is over/夜が終わらないうちにきっとその人と踊っているでしょう
Happy again/また幸せになれる
The lights are much brighter there/ライトはずっと明るい
You can forget all your troubles, forget all your cares/悩みも気がかりもみんな忘れることができる

So go downtown, where all the lights are bright/だからすべてのライトが明るいダウンタウンに行きましょう 
Downtown - waiting for you tonight/ダウンタウン 今夜あなたを待っています
Downtown - you're gonna be all right now/ダウンタウン きっと元気になるはず

And you may find somebody kind to help and understand you/そして親切に貴方を助け理解してくれる誰かが見付かるかもしれない
Someone who is just like you and needs a gentle hand to guide them along/あなたみたいな人で優しくガイドしてくれる人を必要としている
So maybe I'll see you there/だからたぶん私はあなたとそこで会うでしょう
We can forget all our troubles, forget all our cares/私たちの悩みも心配事もみんな忘れることができる

So go downtown, things'll be great when you're/だからダウンタウンに行きましょう すべてがステキ
Downtown - don't wait a minute for/ダウンタウン ぐずぐずしないで
Downtown - everything's waiting for you/ダウンタウン あらゆる物があなたを待っている
Downtown, downtown, downtown, downtown ...


"Downtown"は時々下町と訳されているのを見ますが、日本語で言う山の手、下町とはちょっと意味が違うようです。研究社大英和辞典によれば、商業地区、都心、繁華街という訳語が出てきます。しかし、どれも訳詩には上手く合いませんね。最後から4行目から5行目にかけての"So go downtown, things'll be great when you're Downtown"で、Downtownに前置詞が付いてなく、収まりが悪いような感じがしますが、同辞書によればdowntownは副詞にもなれるようです。 歌詞そのものは「結構だね音頭」程ではありませんが、かなり楽天的で、寂しい時でも、気が滅入った時でもダウンタウンに行けばハッピーになれるよと呼びかけています。呼びかけているのは後半で"So maybe I'll see you there"と言っている"I"、私でしょう。私が貴方をヘルプしますから、安心してダウンタウンに来てください、という処でしょうか?